G'day mate! どうもAkiです!
私は、昨年末にオーストラリアのシドニーにある大学を卒業後、そのままシドニーに残り、現在新卒社会人として働いています。
今回は、100万人に1人の難病患者だった私が、シドニーで新卒社会人として働くことになった経緯を時系列で紹介したいと思います。自分で言うのもなんですが、私の経歴は人とは変わっていて面白いんじゃないかなと思います。
このブログを通して、私についてもっと知っていただけると嬉しいですが、1番は海外留学、就職の理由は十人十色で、どんな状況からでも夢は実現可能だということをお伝えできればいいなと思います。
学生時代
私は日本の長崎で生まれ育ちの純ジャパで、学校との確執の違いから高校3年生の夏に高校を中退することになるものの、それ以外は他の人といたって変わらない生活を送っていました。当時の英語力は、読み書きが高校生の平均レベルで、全く喋れない状態でした。
自他ともに、この時は海外進学、就職への憧れはなんとなくあったとは思いますが、具体的なビジョンも計画も全くありませんでした。
難病を機に一人旅で海外に触れる
高校を中退後、高卒認定試験を受け、東京の大学への進学を目指していました。残念ながら1年間の浪人を余儀なくされ、無事大学進学を決めた最中、謎の体の不調で病院通いの日々を送りました。
100万人に1人の難病発覚
ここでは細かい説明は省きますが、100万人に1人の難病が突然発覚し、私の人生は大きく傾くことになりました。療養しながら、大学進学を試みましたが、「今後一生外出することができないかもしれない」と医者に言われ、最終的にはドクターストップで大学進学を断念せざるを得なくなりました。
詳しくはこちらに書いているので、興味があれば是非ご覧ください!
病気とともに海外一人旅
治療の過程で精神疾患を患い、病気の治療に1年以上を費やした私ですが、結果的には医者からも奇跡と驚かれるような回復を遂げることになります。
その過程で私は、5カ国を1人で旅することになりました。当時はまだ病気の症状が残っており、日常生活にやっと復帰できるようになった程度の状況でしたが、私は病気によって制限された生活をこれ以上送りたくないという気持ちがとても強く、リスクは承知で実行に移しました。
結果から言うと、この海外1人旅の海外大学進学の大きなきっかけの1つとなりました。
シドニーで正規留学
3年のギャップイヤーを経て、私は実際にオーストラリアのシドニーにある大学に進学を決めることになりますが、当時はCOVID-19の影響で、オーストラリアの国境は開いておらず、私の大学1年目はオンラインで行うことになりました。
授業は全て英語で行われるのに、自分は日本にいて普段は日本語を話しているというのはとても変な状況で、僕自身貴重な留学の1年を無駄にしているような気持ちになり、とても複雑でした。特に私の専攻は、オーストラリアでは一般的に3年で終了するため、1/3を無駄にするというのはとても大きな意味があったのです。
大学では、多くの課題に頭を悩まされながら、アルバイトやインターン、そして大学の剣道部で約10年ぶりに剣道を再開し、オーストラリアで団体優勝をするなど、文武両道でとても充実した生活を送ることができました。そして、大学を無事卒業することになります。
海外就職を決意し、現在
インターンシップをし、スキルと実務経験を積んで正規雇用を勝ち取るというオーストラリアの大学生の卒業後の一般的な進路とは異なり、私は大学卒業後2ヶ月ほどで現地で新卒就職をすることができました。
日本企業ではないということもあってか、社内では日本人は私以外にはほとんどいないのではないかと思います。日本とは違った労働文化や労働環境の中、クビにならないように精一杯に働いています笑。
ブログを始めた理由
最初にも話しましたが、このブログが海外大学進学や就職など、海外挑戦をしたいと思っている人、すでにその挑戦を行なっている全ての人の支えとなればいいなと思っています。
海外留学、就職をするに至った経緯や理由は十人十色ですが、どんな状況からでも夢は実現可能だということを私の経験を通してお伝えできればいいなと思います。
そして、私の海外大学生活や就職に関する実体験はもちろんのこと、他にも難しい海外生活で必要となる手続きや制度のわかりやすい説明やシドニー生活で知っておくべきお金のことなどをたくさん紹介できればいいなと思っています。
最後に
以上が、私がシドニーで現地就職をするに至った大まかな流れになります。
私の経緯は特殊すぎて、これから留学や海外就職をしようと思っている人にとっては直接的に参考になるものではないかもしれませんが、実際に留学してみて、人それぞれ様々な理由で留学や海外就職を行なっていますが、みんな覚悟を持って精一杯努力をしているなと痛感します。
きっかけの大小は全く関係ないと私は強く思いますが、言葉も文化も違う国での挑戦は決して簡単なものではないと思います。そんな中で努力し続けることは容易ではなく、きっと誰しもがその目的を見失い、悩むのではないでしょうか。私もそのひとりでした。
私は自身の経験から、これから留学や海外就職をしようと考えている人、そして今その挑戦の最中の人には、自分がどのような目的や思いを持って始めたのかを見失わないようにしてほしいです。きっとそれが、辛い状況であなたを救ってくれるはずです。
それでは、Have a good day!